ダンス必修化「教師の現実」

学習指導要領の改定で、平成24年度から中学1、2年生に「ダンス」が必修になりました。
「創作ダンス」、「フォークダンス」、「現代的なリズムのダンス」のいずれかを選択するのですが、生徒が取り組みやすいヒップホップやジャズダンスなどの「現代的なリズムのダンス」を選択した学校が6割を超えています。
「子どもたちが親しみやすいヒップホップを通して、ダンスを好きになってもらいたい」との思いからですが、一方で“イマドキ”のリズムの動きに戸惑う体育教諭が多く、DVDや市販の参考書で独学するなど、指導法の模索を続けている現状です。
全く経験のない、または興味のない教師からダンスを学んで、ダンスの本当の楽しさが伝わるのでしょうか。
「ヒップホップはやったことがない。正直つらい」。
「生徒の中には、スクールに通う子が多く、指導に自信がない」
等と教師からの不安な声が多い。

必修化を前に県教委は2010、11年度に計20回の講習会を開いた。
参加した教諭は「講習会場に流れていた曲も知らない。
基本的な動きのパターンを覚えるだけでも大変だった」と振り返る。

ダンスの授業は年間10〜12コマ、開始時期は各学校に任されています。